おた家blog

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熱性けいれんが起きた話

こんにちは、おたです。

1歳3ヶ月の子供に熱性けいれんが起きた話です。

熱性けいれんとは?

通常、生後6ヶ月頃~5歳頃(乳幼児期)の子供に、38℃以上の発熱に伴って、けいれん発作を生じる疾患で、明らかな発作の原因疾患(異常)のないものとされています。

一般的に、39℃前後の高熱時や、体温上昇時期に伴うことが多く、ほとんどが発熱後24時間以内に起こります。※かかりつけ小児科より

症状

・突然、身体がかたくなったり、手足をピクピクさせる。

・白目をむいたり、一点をみつめて視線が合わない。

・顔色不良で、唇が紫色に。口から泡。※かかりつけ小児科より

けいれんが起きる前日

前日のお昼から発熱があるも一旦下がりましたが、夕方から咳が増え就寝前には7.8℃の発熱がありました。

翌日8.0℃前半から後半を行き来しており小児科に受診しました。

保育園でRSが流行しているため、検査するも陰性、風邪の診断ありました。

咳と鼻水もあり、水薬の処方をしてもらいました。

就寝時いつもより身体が熱く9.2℃。

9.0℃以上出るのは初めてでした。

気休めですが首後ろに熱冷まシートを貼付しました。

けいれんが起きる

翌日の早朝就寝時に、けいれんが起きました。

けいれん時の詳細

発見時、目は開いた状態で口元がガクガクしており、それと同時に嘔吐物が何回も出ており、体もガクガクしていました。

約1分~1分半ほどのけいれんあり。

けいれん後も目の焦点合わず、遠いところを見ており脱力している様子。

1回目より、約5分後に2分~3分ほどのけいれんあり(様子は1回目と同様)。

けいれん後も1回目と同様。手に力が入っている様子あり、途中より唸り声があり。

行ったこと

けいれん時に行ったことです。

①けいれん時の時間や様子を記録

何時にけいれんが起きたか、けいれん時間は何分だったか、けいれんの回数、けいれん中の様子(顔や全身の震えや嘔吐があるか等)、けいれん後の状態(目の焦点が合わない、脱力している等)を覚えておきます。

救急車を呼ぶ時、救急隊員や病院の先生にも上記内容は聞かれました。

②動画を撮る

状態を聞かれた際に、動画を残しておくと伝えられる、先生に見せられるので撮りました。

③救急車に電話

5分以上けいれんが続くのであれば救急車を呼ぶと聞いたことがありますが、1回目のけいれんが始まってから救急車を呼ばせてもらいました。

①に記載している何時、何分、何回、けいれん中の様子(震えや嘔吐)や、いつから熱があるか、現在の熱はなどけいれんだけでなく熱の状況も聞かれました。

夜中だったこともあるのか、電話してから10分位で到着しました。

④頭や体は動かさない

横向きで寝ており、その状態でけいれんが起こりました。

嘔吐はしていましたが、嘔吐物は口の外に出ていたので詰まる可能性はないと判断し、けいれん中もけいれん後も動かさず、その状態でいててもらいました。

けいれん後も目の焦点が合わず、動かしたり抱っこするのが怖かったため、救急車が来るまでその状態でいててもらいその後は救急隊の方が対応してくれました。

⑤手帳類の用意

旦那もいてたため、旦那に子供の様子を見てもらっている間に、手帳類や貴重品、子供のおむつや着替えを用意しました。

救急車到着

救急隊員を寝室へ誘導し子供を救急車に乗せてもらいました。

車に乗ってからも目の焦点は合っておらず、脱力している様子ありました。

SPO2を計ってくれていました。

再度けいれんの詳細を聞かれ、問診票の記載がありました。

救急車に乗ってから10~15分後に目の焦点が合うようになり、いつもと変わらない様子に戻り泣いていましたが、しんどいのか救急隊員の方にトントンされ眠っていました。

病院到着

到着後、手帳類を渡し救急隊員が医師に状況説明を行ってくれ、医師からもけいれんの詳細を聞かれました。

熱性けいれんだろうということで、座薬を入れ午前中にかかりつけの病院へ行くよう話ありました。

子供はしんどさと眠たさから診察後はすぐに眠られており、帰宅後も変わった様子なく眠られていました。

起床時には、座薬が効いたのか熱も下がりいつもと変わらず元気な様子でした。

かかりつけ病院に受診

午前中にかかりつけの小児科へ受診しました。

熱性けいれんだろうと診断あり。

10人に1人の子供に起こるので、珍しくないから大丈夫と話がありました。

インターネットでけいれんが5分以上ある時は救急車に連絡すると見るが、今回1分程のけいれんで救急車に連絡したのだが良かったのか先生に確認しました。

何分でけいれんが治まるのかは分からないため、起きたらすぐに連絡して良いとのことでした。

けいれんが治まってから連絡するとその分救急車が来るのが遅くなってしまうため、対応が遅くなるとのことでした。

また、けいれんが長いほど脳に負担がかかってしまうので、時間に関わらず救急車を呼んで正解と話ありました。

高熱でけいれんを起こし、体温が一定ではなく上がったり下がったりと変化があるのであれば大丈夫と話ありました。

その他確認したこと

母親から高熱時、身体を冷やさなかったからではないか?熱性けいれんを起こすと予防接種ができなくなるのでは?と聞かれたので、先生に確認しました。

かかりつけ小児科の先生の話です、先生によっては違う可能性もあります。

高熱時の冷却

身体が熱かったため、念のため首元と脇下に冷えピタ(外れないようにテープで貼付)を貼っていました。

冷やしていなくて、けいれんを起こしたのか確認しましたが、関係ないとのことでした。

冷やしていてもいてなくても、起きるときは起きるとのことです。

今後の予防接種

先生曰く、私の母世代は熱性けいれんを起こすと長らく予防接種をできないと言われていた時期が昔はあったそうです。

現在は、予防接種をしない方が危険であるため、現在は熱性けいれんから1ヶ月後位には先生の判断で接種できるとのことでした。

 

こんな時は熱性けいれんではないかも?

かかりつけ小児科より、熱性けいれんは年齢とともに起こさなくなるそうですが、一部(数%)の症例で、「てんかん」という病気に移行します。

・けいれんの持続時間が15分以上と長い

・微熱(38℃以下)で発作を起こし、その後も熱があがらなかった

・脳波で異常を認めた

・以前から発達の遅れを指摘されている

・6歳以上で発作を起こした 等の場合は、熱性けいれん(複合型)として注意深くみていく必要があります。

場合によっては、脳波検査を行うこともあるそうです。

 

やって良かったこと

熱性けいれんの動画を見ていた

以前、YouTubeで熱性けいれんの動画をみたことがあります。

実際自分の子供が起きたらパニックになります。

子供によって症状は違うと思いますが、けいれん自体を見たことない方は、1度動画を見ておくことをおすすめします。

動画を撮っておく

実際動画を撮りましたが、先生には見せていません。

病院で動画を撮ったかも聞かれていませんが、けいれんの詳細を聞かれますが、驚きと焦りで様子も忘れてしまう可能性もあるので、動画を残しておくと様子を伝えやすいとは思いました。

 

今後の準備

かかりつけの小児科では、7割は初回発作であると話がありましたが、友人に聞くと繰り返す事が多いという話もよく聞きます。

今回、普通の風邪で熱性けいれんになったので、これからいろいろな感染症にかかった場合、また繰り返すのではないかと心配しています。

けいれん時、旦那がいてたので手分けして対応を行えましたが不在の時もあります。

今後も起こる可能性もあるので、個人的に思う準備や対応です。

保険証など寝室へ用意

2人いてたので、片方が子供の様子を見ながら救急車に連絡、片方が保険証や子供のおむつ類の用意、自分の着替え(パジャマだったので)等、手分けして行えました。

けいれん消失後に行うこともできますが、子供は消失後も目の焦点合わず脱力している、次起こる可能性もあるため、1人の場合隣から離れるのは心配だと思いました。

今後、発熱時はけいれんが起こるかもしれないと思って、事前に寝室へ手帳類・子供の着替えやおむつ、自分の服や貴重品をまとめておこうと思いました。

そうすることで、子供の様子を見ながら救急車へ連絡と用意を行えると思いました。

小児科へ確認

発熱時は、かかりつけの小児科へ受診していますが、今までなら高熱が出ても様子見が多かったですが、けいれんを起こすと、「また起きるのではないか」と心配と恐怖になります。

事前に発熱時はかかりつけ小児科に、薬の処方やけいれん時の対応(救急車を呼ぶのか)等、都度確認しようと思いました。

 

今、RSウイルスやヘルパンギーナ、コロナなどいろいろな感染症が流行しているので、感染症にかかった際にまた熱性けいれんを起こすのではと怖いです。

今回、就寝時子供と私の背中同士がくっついており、けいれんによる震えで起きることができました。

自分が寝ていて子供のけいれんに気付けなかったら等と考えると、発熱時に親が心配で寝れないと思う気持ちがとてもわかります。

起きるかもしれないと思って準備や行動をしようと改めて考えさせられました。